涙の、はるか向こう側にある悲しみ。
快楽や愛をもってしても癒されない悲しみ。
新しく迎えたただの朝に、ぱっくりと口を開けた人知れぬ深淵。そこから這い上がろうという気力すら起こさせない、絶対的な孤独と深淵。無知な若者だけが、かろうじて勘違いできる深淵。その無知こそがわずかな希望。
読書状況:読み終わった
公開設定:公開
カテゴリ:
DVD
- 感想投稿日 : 2017年10月25日
- 読了日 : 2017年10月24日
- 本棚登録日 : 2017年10月24日
みんなの感想をみる