チェーザレ 破壊の創造者(7) (KCデラックス)

  • 講談社 (2009年8月21日発売)
4.19
  • (112)
  • (83)
  • (57)
  • (3)
  • (0)
本棚登録 : 873
感想 : 47
5

キリスト降誕祭の日、チェーザレもパンプローナ司教としてミサに望みます。ピザ大聖堂には、教会には似つかわしくない世俗君主ハインリッヒ7世の墓が祀られています。1077年のカノッサの屈辱、それから約3世紀後のダンテとハインリッヒ7世との交友、権力のあり方に対するチェーザレの姿勢が固まっていくストーリー展開です。チェーザレがなぜ、世俗君主を凌駕する地位を富とを約束された枢機卿の地位を投げ捨てたのか、サチェルドーテがどう解釈しているか、今後が楽しみです。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: コミック 歴史
感想投稿日 : 2010年4月30日
読了日 : 2010年4月30日
本棚登録日 : 2010年4月30日

みんなの感想をみる

コメント 0件

ツイートする