永井荷風、それも、戦後の荷風文学は、これまで触れたことのないまま、今に至りました。ふと手に取ったこの岩波文庫、冒頭の「問わずがたり」から始まって、間断なく、戦後の時代精神のもとで、旺盛な執筆意欲のもとに紡ぎ出された佳品に触れることができました。堪能です。戦前作品にも取り組もうと思います。
読書状況:読み終わった
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カテゴリ:
小説・文学
- 感想投稿日 : 2019年10月30日
- 読了日 : 2019年10月30日
- 本棚登録日 : 2019年10月30日
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