小説家で精神科医でもある著者の幸福論です。
日本社会というシステム、また日本の国民性から、なぜ不幸や閉塞感を感じるのかを切り口に論じています。
この部分を読んでいると、閉塞感を感じたりします。
中盤以降は、どうすればもっと幸せに生きられるかをを平易にまとめてあり、こちらは読んでいて励まされる内容です。
幸福論としては良くまとまっており、読みやすい一冊です。
政治的な部分では共感できない部分もありましたので、★4つにしました。
読書状況:読み終わった
公開設定:公開
カテゴリ:
新書
- 感想投稿日 : 2011年2月11日
- 読了日 : 2011年2月11日
- 本棚登録日 : 2011年2月11日
みんなの感想をみる