パッセンジャー

  • 小鳥遊書房 (2021年9月6日発売)
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感想 : 16
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文学ラジオ空飛び猫たち第77回紹介本
https://open.spotify.com/episode/3Msd2vy5EUv7SpegrXCuGp?si=da65bb61979147a0
エンタメ好きにはたまらない一冊。ただちょっといろんなことが偶発的に立て続けに起こる展開に覚めてしまう層はいる気がする。そんな人たちでも気になったのなら連続ドラマを見るような気持ちで読んでみて欲しい。 個人的には逃亡系は好きなジャンルなので本当読めてよかった。逃げるしかないというストーリーには独特の孤独があり惹かれる。

主人公は演じて生きていて、でも本来の姿もあって、小説の中で一人の人間のいくつもの顔が見れるのはおもしろい。主人公は生き延びるためには、常日頃からとっさの判断をしないといけなくて、その緊張感とスリリングな展開に一気読みをさせられた。 「ザリガニの鳴くところ」と重なる要素はあるけど、それぞれ違った良さのあるエンタメだと思う。「パッセンジャー」は主人公の果てしない孤独、たくましさ、それと伏線回収が最高で、このあたりは物語好きな人は楽しめるはず。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: 文学ラジオ空飛び猫たち
感想投稿日 : 2022年5月14日
読了日 : 2022年5月14日
本棚登録日 : 2022年5月14日

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