恋する原発

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本棚登録 : 454
レビュー : 75
著者 :
rafmon44さん  未設定  読み終わった 

彼の文体にも慣れたが、本作ほどアナーキズムを感じたものは無かったような気がする。しかも、そこも通り越して、ただの照れ隠し。言いたい事をふざけながら主張するような、そんな技法なのかと思ってしまう。くだらない。くだらなさに、アーティスティックなものを感じたり、俺には分かります、という類の感情を得るのは自由だ。しかし、これはくだらなく、くだらないが故に、スーザンソンタグに感銘を受け、オマージュするためには、必要な技法だったのだろう。テロに対し、冷静さを呼びかけ、表現者としての自らの正義と自由を、人としての立場を選ばぬ公平さを選び、行動したスーザンに対し、最も気取らず、他人に唾棄される形を選ばざるを得なかったのだろうか。

レビュー投稿日
2015年7月22日
読了日
2015年7月22日
本棚登録日
2015年7月22日
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