私自身のせいだが、読み方が悪かったからか、内容がよく分からない。イデオロギーを論じているのか、格差について論じたかったのか。仮にマックス・ウェーバーの中間考察を引いたとて、それがタイトルにあるような日本を変える知になぜ繋がろうか。シノドスという活動体ならば、やはりざっくばらんに持ち寄った引用をぶつけ合うのではなく、課題解決にその集合知を編纂して欲しかった。時に思うが、この手のインテリは、リンク先を貼り付けまくったインターネットサイト並みにしか有益性がなく、寧ろリンク先を咀嚼して一本気な主張を持たねば、知という事象をただの専門用語集に置き換え、通じる相手とその記憶した単語の数を競い合うような、これもまた、蒐集家のような自己満足の域を出はしまい。
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- 感想投稿日 : 2016年12月24日
- 読了日 : 2016年12月24日
- 本棚登録日 : 2016年12月24日
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