「他人の不幸を礎にして、自分の幸福を築こうとするべきではない。他人の幸福なくして、自分も幸福を得ることはできない」
『ギフテッド』と認められながら若年性ALS を発症し10代から闘病している朝絵が好きなトルストイの言葉。この作品の根底に流れている考え方だと思った。自分よりも人のこと、例えば娘、パートナー、妹、患者、の事を何よりも心配する。やり方が間違っていたかもしれないが、その愛情は強く感じられた。
周りの人の幸せを願う気持ちになる、そんな本でした。
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- 感想投稿日 : 2021年2月4日
- 読了日 : 2021年2月4日
- 本棚登録日 : 2021年2月4日
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