スピノザの診察室

  • 水鈴社 (2023年10月27日発売)
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本棚登録 : 10151
感想 : 880
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全編にわたってやさしい風が吹いているような小説です

自分もいつかは死ぬのだけど、最期はこの小説の患者さんの様な最期がいいな

最初はマチ先生の患者さんとの接し方が描かれ、途中から准教授の花垣が、茉莉を送り込んでくる。そして茉莉の視点を通した見方も考えさせられる
最後はマチ先生のカッコよさがスピーディーに展開される、本当に面白い本でした

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: 未設定
感想投稿日 : 2024年10月15日
読了日 : 2024年7月28日
本棚登録日 : 2024年7月28日

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コメント 4件

きたごやたろうさんのコメント
2024/10/18

私の本棚に「いいね」をありがとうございます。
「きたごやたろう」と申します。
よろしくお願いします。
夏川草介さんといえば「神様のカルテ」シリーズかもしれませんが、私はこちらのシリーズも隠れた名作だと思っています。

raindropsさんのコメント
2024/10/20

きたごやたろうさん、コメントありがとうございます。
「神様のカルテ」はまだ読んできませんが、読みたい本の一つです。
ところでスピノザはシリーズということは続編があるんですか?あれば読みたいですね

きたごやたろうさんのコメント
2024/10/21

ごめんなさい。夏川草介さんは、「勿忘草の咲く町で」だったかな、みたいなちょっと「神様のカルテ」とは違った趣きのある本も執筆されているもので、私の中では例えば、夏川草介さんの「ほのぼの医療シリーズ」「猫シリーズ」「木シリーズ」って呼んでいて、そのまま書いてしまいました。
誤解を招く表現でした。
すみません。

raindropsさんのコメント
2024/10/21

あっ、そうなんですね。ご丁寧にありがとうございます。
じゃあシリーズ化する事を楽しみにしときましょう

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