個人的に、安土桃山時代にはこれまであんまり興味を持ったことがなくて、ここに登場する、牧村兵部、瀬田掃部、古田織部、細川忠興といった人物たちにも馴染みがなかった。
そもそも、千利休という人物についても然程のイメージを持ったことがない。
そういえば、自分が学生だった頃、利休ブームみたいな時期があったな。
映画が幾つか作られたりして。
あれは没後400年とかだったのだろうか。
そういう身からすると、本作は新鮮だった。
利休のミステリアスな存在感、茶の湯という文化に時の権力者たちが狂わされていく様が、よく表現されているように思う。
この時代に馴染みのある人から見ると、ややステロタイプなのかもしれないが。
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- 感想投稿日 : 2019年1月6日
- 読了日 : 2016年4月13日
- 本棚登録日 : 2019年1月6日
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