地球の歴史 上 - 水惑星の誕生 (中公新書)

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本棚登録 : 149
レビュー : 13
著者 :
rakutaさん  未設定  読み終わった 

著者の鎌田さんは、火山学者にして、勉強法の本なども書いている変わり種だが、地球の歴史という地球物理学や古生物学を含む壮大なテーマを新書三巻という形で書き上げたらしい。
その第一巻である本書は、ビッグバンから説き起こしていて、宇宙論や素粒子物理や太陽系惑星論にも話が及んでいて面白い。しかし、本書の中心は、やはりプレートテクトニクスを含む地球物理の世界で、地球の誕生直後のマグマオーシャンの状況から、地殻・マントル・コアへの文化と、その後のマントル対流による地球規模の熱と物質の大循環だろう。先行する地球物理に関する一般書を更に統合して、そこに地球規模の時間経過という不可逆的な「進化」の視点が盛り込まれていて、これ一冊で何でも分かるような気がする。
中巻以降は、生物に焦点が当たっていくようで、上巻とは毛色が異なるようだが、それでも読んでみたいという気にさせられる。

レビュー投稿日
2016年12月29日
読了日
2016年12月29日
本棚登録日
2016年12月29日
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