人生のこと、性別のこと、死のこと。。ドロドロとした自我を暴いていく往復書簡には、テレビで見るような明快で痛烈な語り口はあまりなくて、でもとても心に響く言葉があるのでした。
「自分のためだけに生きるのって、限界があるわよ」「幸せの条件って『主観』という覚めない夢の楽園にどれだけ安住していられるかって事だと思う」中村うさぎさんの言葉も刺さります。この人の「人生のテーマ」にかかれば、いわゆる「自分探し」など、子供だましというか、幻想のよう。
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- 感想投稿日 : 2014年10月19日
- 読了日 : 2014年10月19日
- 本棚登録日 : 2014年10月19日
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