きみはきみだ (教室の絵本シリーズ)

著者 :
  • 子どもの未来社 (2010年11月18日発売)
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本棚登録 : 56
感想 : 5

明晴学園の子どもたちの一年間の表情、活動のようすを撮った写真の本。その存在と生き方を自分自身が納得し、そして「きみはきみだ」と周りにもみとめられた子どもたち。表情がすごくイイ!

みんながおなじじゃないから
ごちゃごちゃいろいろ
へんなやつがいっぱいいる

でもだからこそ
この世界はおもしろい
この世界で生きることはおもしろい

明晴学園は、日本手話を第一言語とする学校。

▼明晴学園では、聞こえないことはけっして不幸なことでも、悲しむべきことでもありません。聞こえなくても、手話ということばがあれば、ろう児は聞こえる子と同じように学び、成長することができます。しかも手話は、日本語や英語と同じ力をもつ自然言語のひとつなのです。(斉藤さんの「あとがき」より)

斉藤さんは、明晴学園の校長先生。学校一(?)手話が下手で、いつもカメラを何台かもって学校をうろうろしていて、子どもたちには「校長先生=写真を撮る人」と思われているらしい(明晴学園のサイトにある写真は、すべて斉藤さんが撮ったものだそうです)。

機会があれば、行ってみたい。

※明晴学園
http://www.meiseigakuen.ed.jp/

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: 図書館で借りた
感想投稿日 : 2010年12月25日
読了日 : 2010年12月22日
本棚登録日 : 2010年12月22日

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