明晴学園の子どもたちの一年間の表情、活動のようすを撮った写真の本。その存在と生き方を自分自身が納得し、そして「きみはきみだ」と周りにもみとめられた子どもたち。表情がすごくイイ!
みんながおなじじゃないから
ごちゃごちゃいろいろ
へんなやつがいっぱいいる
でもだからこそ
この世界はおもしろい
この世界で生きることはおもしろい
明晴学園は、日本手話を第一言語とする学校。
▼明晴学園では、聞こえないことはけっして不幸なことでも、悲しむべきことでもありません。聞こえなくても、手話ということばがあれば、ろう児は聞こえる子と同じように学び、成長することができます。しかも手話は、日本語や英語と同じ力をもつ自然言語のひとつなのです。(斉藤さんの「あとがき」より)
斉藤さんは、明晴学園の校長先生。学校一(?)手話が下手で、いつもカメラを何台かもって学校をうろうろしていて、子どもたちには「校長先生=写真を撮る人」と思われているらしい(明晴学園のサイトにある写真は、すべて斉藤さんが撮ったものだそうです)。
機会があれば、行ってみたい。
※明晴学園
http://www.meiseigakuen.ed.jp/
読書状況:読み終わった
公開設定:公開
カテゴリ:
図書館で借りた
- 感想投稿日 : 2010年12月25日
- 読了日 : 2010年12月22日
- 本棚登録日 : 2010年12月22日
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