3月のライオン (1) (ヤングアニマルコミックス)

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本棚登録 : 14067
レビュー : 1166
著者 :
ぴよこさん  未設定  未設定

ヤングアニマル(白泉社)で、羽海野チカ先生の
『3月のライオン』の連載がはじまりました。
『ハチミツとクローバー』で人気を博した羽海野先生の
青年誌での新作とあって、期待してしまいますね。

では、作品の軽い紹介と、第一話の感想でも。
主人公の少年、桐山零は、17歳のプロ棋士。
第一話では、詳しく明かされませんが、家族と溝があり、
一人暮らしの様子。
対局後に、家の晩御飯のカレーに誘う3人がヒロインなのかな?
家は零の一人暮らしの殺風景なマンションと違い、いかにも下町
なかんじ。
彼女達と零の関係は次回以降明かされると思うけど、
気になりますね。
将棋の師匠の血縁とか、そういう感じなのかな?

今回は舞台は将棋界だけど、ラブストーリーになるらしいですね。
前作のハチクロでは美大でのラブストーリーだったけど、今回も
ある意味、特殊な業界を舞台にしてるのが、興味深いです。
読んだ感じ、相変わらず心理描写に共感をおぼえる部分が多いです。
人の心の寂しさを描くのが本当に上手。
言葉がキレイすぎる傾向はあると思うけど、登場人物の抱く、
不安や孤独に自分を重ねてみてしまう部分は多いんじゃないでしょうか。
私はといえば、第一話で既に感情移入して読んでしまいました。
ハチクロでは、竹本くん、真山、山田さんに感情移入する部分あったなあ。
この作品、寂しさの後に、どこか救いがあるような気がして、
そこがまたいいんですよね。
弱い自分だって幸せになれるかも、ってこれを読むと思えるというか。
普段、人間に対して暗たんたる気持ちを抱えている自分でも、
この作品の登場人物には素直にエール送っちゃうんですよね。
羽海野先生の作品にはそんな力があると思います。

この『3月のライオン』も好きな作品になるといいなあ。

2007年07月16日(月)

レビュー投稿日
2010年2月14日
本棚登録日
2008年2月22日
8
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