原題は、本文中でもたびたび登場する、「生まれは育ちを通じて」
生まれ持った遺伝的要因と、育った環境要因と、どちらが影響が大きいのか?という点について、進化の歴史を辿りながら、答えを探ります。
脳科学、教育学、言語学、生物学など、いろんな要因が絡みつつ、「学習する」本能など、興味深いヒトの性質が明らかになっていく過程はとても面白いです。
そこまで難しい話はないので、広く浅く、いろんな話題から結論を導いたと言えるでしょうか。ときどき読み返したいと思える一冊です。
読書状況:読み終わった
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カテゴリ:
生物
- 感想投稿日 : 2015年2月3日
- 読了日 : 2015年2月1日
- 本棚登録日 : 2014年10月8日
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