石川初 | ランドスケール・ブック ― 地上へのまなざし (現代建築家コンセプト・シリーズ)
- LIXIL出版 (2012年9月10日発売)
本棚登録 : 217人
感想 : 10件
「地図」や「地形」を問い直す、さらには「都市」も問い直す、すごく面白い一冊。そういう言葉で表現されてるものは、現存する空間と比較すると、微妙な差異がある。厳密に言えば、どっかで差異を『作り出してる』、じゃあその線はどこで引かれてるんだろう?そこを考えるヒントがたくさんある。
研究してて、地図とにらめっこしてた日々を強く思い出しました。世界には、地図にないものがたくさんある!
なんか研究者であり教育者っていいなと思いました。こういう実験をしてみたい!という欲求が強く湧いてくる。とりあえずGPSロガーが欲しいし、GISソフトをインストールしたくなります。土木・建築・社会学に関わる人は、読むべきですよ。
読書状況:読み終わった
公開設定:公開
カテゴリ:
都市・建築・空間
- 感想投稿日 : 2015年12月23日
- 読了日 : 2015年12月23日
- 本棚登録日 : 2015年10月25日
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