風の万里 黎明の空〈上〉十二国記 (講談社X文庫―ホワイトハート)

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本棚登録 : 4992
レビュー : 321
著者 :
制作 : 山田 章博 
まっきーさん ファンタジー   読み終わった 

十二国記で今までなく、なぜかページが進まなかった。
自分でも信じられないけど、途中で挫折しそうになりました(-_-;)

あとがきで小野さんがかなり苦しみを語っていて
世界観を表す「言葉」に苦労して、その通り今までと違って
「十二国記専門用語」が難しくて、ついに昔の読書ノートを
取り出し人間関係や王や麒麟名、役職名とか相関図を書きながら
読まないと、頭が混乱してちょっと大変でした(^^ゞ

例えば・・・和州止水郷都拓峰(←地名)
峯王仲韃孫健で健仲韃(←王の名前)

上巻の後半からは一気にスピードが上がり
いいところで下巻に続くので、楽しみが急上昇。

登場人物は芳の祥瓊(玉葉)、海客の鈴(才鈴)、景王陽子で
女子三人のそれぞれの苦悩の物語。
(まるで作者の苦悩が反映されているみたい)

後半はあの楽俊が登場し、とってもいいスパイスになります。
いい味出し過ぎだよ~、楽俊♪
そして物事の本質ををたくさん読者に投げかけてくるのです。
一つ一つ心に刺さり、響き、染み渡ります。

小野さんが悩みながら書きあげているこのシリーズ
物語を作り上げる苦しみ。

その分、十二国記の真骨頂であると思いました。
分からないから、とか難しいからと投げ出さずに
下巻も一ページずつ噛みしめて、ゆっくり読みたいと思います。

レビュー投稿日
2013年5月4日
読了日
2013年5月4日
本棚登録日
2013年5月4日
7
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