余命10年 (文芸社文庫NEO)

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本棚登録 : 1915
レビュー : 169
著者 :
まっきーさん  未設定  読み終わった 

ずっと読みたいと思っていた。忘れかけていた時に中古で見つけた。
遺伝か…。やるせない気持ちになった。「余命10年」…なんて残酷な宣告なんだろう。両親は何ともなくって姉も発症しない。祖母から突然バトンが渡される隔世遺伝。これほど理不尽で納得いかないことが他にあるだろうか。共感する部分が多すぎた。遺伝する疾患というのは本当に何とも言えないつらさがある。

病状が悪化しないとか、一筋の光があるんじゃないかと祈るような気持ちで読んだ。
抑えて心情はあまり綴られていないぶん、覚悟を決めて書いているんだなぁ…と伝わってきてつらかった。身を削って執筆しているのが、茉莉と重なって見えてしまう。茉莉という名のお祭り(本当はマツリカの茉莉なのに…)、こういう細かいところまで苦しくて涙が出てきてしまった。

2018年積読本消化34冊目。

レビュー投稿日
2018年8月14日
読了日
2018年8月14日
本棚登録日
2018年8月10日
3
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