久しぶりに心がえぐられるような小説を読んだ。戦争によって人生を狂わせられた日系アメリカ人たちの気持ちを、生きている時代も状況も違う部外者の私が理解出来るとはとても言えないが、それでも胸の深い場所に届く、そんな小説だった。
アメリカ軍に入りアメリカ兵として戦うか、それを拒否するか。日本から移住した親世代とアメリカで生まれ育った子供世代では基本的に考え方も違う。日本と戦うために軍に入る子供を親はどんな思いで見ていただろう。読み終えてからもしばらく考えてしまった。
読書状況:読み終わった
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カテゴリ:
翻訳もの
- 感想投稿日 : 2022年6月23日
- 読了日 : 2022年6月23日
- 本棚登録日 : 2022年6月23日
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