月のしずく (文春文庫)

3.46
  • (75)
  • (197)
  • (377)
  • (27)
  • (5)
本棚登録 : 1500
レビュー : 192
著者 :
refrescさん フィクション   読み終わった 

こんなに一途な男が(=いちぶ女性も出てくるが)ホントにいるのかよ!? という短編集ですが,それはそれとして,ストーリーにはきちんと惹かれます!
1.月のしずく:蟻んこ(=コンビナートでパレットに品物を積み込む現場作業員)と銀座の女性の話
2.聖夜の肖像:3人出てくる.パリに絵の修業に行った男性,その人のかつての恋人だった女性,あとはその女性のいまの夫.
3.銀色の雨:これも3人出てくる.逃亡中の暴力団の鉄砲玉と,その相手をさせられる女性,その女性が面倒をみている高校生(=やくざの事務所にいながら,ちゃんと勉強してる).この話がいちばん面白かったかな.
4.瑠璃想:敗戦時の中国から,極限状態で引き揚げてきた当時6歳だった男の話.(ちょっと印象うすい)
5.花や今宵:男女ふたりの話.似た者同士といっては単純すぎる?→それぞれ傷心で飲みすぎて,中央線を乗り過ごしてとんでもない田舎の駅に着いてしまった,という話.
6.ふくちゃんのジャック・ナイフ:柳ジョージの「アフリカの夢」(だっけ?)という曲を思い出しました.
7.ピエタ:イタリアが舞台.母に捨てられた女性と,その母が再会.娘には中国人の(いちおう)恋人が付いてきた.この男性が泣かせる.中国でも一般のひとはピュアなのかね? でもこれはフィクションですからな.

レビュー投稿日
2014年10月17日
読了日
2014年10月17日
本棚登録日
2014年10月17日
1
ツイートする
このエントリーをはてなブックマークに追加

『月のしずく (文春文庫)』のレビューをもっとみる

『月のしずく (文春文庫)』のレビューへのコメント

まだコメントはありません。

コメントをする場合は、ログインしてください。

いいね!してくれた人

ツイートする