日本文学の名作短編集.それに林修氏が解説を加えるというスタイル.→読んで良かったです.
それぞれの“名作”は,自分ではぜったいに買って読まないだろうし,もし読んだとしても「ん? なんじゃこりゃ? どこが名作なんだろ?」と,猫に小判じょうたい.読まなかったに等しい結果だったと思う. しかし林氏の解説のおかげで,作品の時代背景を教わったり,「こういうところに注目するのか!」「こういう解釈をするのか!」と.
小学校の高学年から中学の国語の授業を,ラッキーなことに有能ピカイチな先生のもとで受けているような気分でした.
印象にのこったのは,「小僧の神様」,中島敦,夏目漱石「変な音」,芥川龍之介「蜜柑」かな.
読書状況:読み終わった
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カテゴリ:
小説
- 感想投稿日 : 2015年7月19日
- 読了日 : 2015年7月19日
- 本棚登録日 : 2015年7月19日
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