くされ女子!

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本棚登録 : 151
レビュー : 19
著者 :
regulus-dodoさん  未設定  読み終わった 

どうも自分はオタクと腐女子の違いがわかっていないみたいでして
分かっていないのに、今度は貴腐人だの腐ェニックスだの聞いて、さらに分からない。
本大好きで、マンガも好きで、二次元? 全然OKよ!
という自分は、オタクなのか腐女子なのか。
(どっちでもいいんだけど)
てなわけで、杉浦さんの「腐女子化する世界」と併読。
あちらは、客観的というかフェミニズム観点 で、批評する立場でかかれているが、こちらのエッセイ漫画は、主人公と自分たちの周りの友達の腐女子生活を、明るくコミカルに描いている。
(ちなみの腐女子というのは、BLが好きな人のことだそうです。自分たちが腐ってると自嘲気味に言うのが広まったとか)

 読んでいて思ったのは、主人公も、ゲストで漫画やエッセイを寄稿している人も、自分を客観視して、おもしろおかしく書けること。
 どんなこともネタにするぜというか、どこか突き抜けた明るさがある。
 そんな主人公は、レズビアンでBLが大好き。性的なことは女性で興奮するのに?というのを本人なりに分析。
「性的興奮だけじゃないところも、求めているんじゃないかな?」
 本人はGLを手に取りたいとは思わないとか。
 知人友人には、ゲイもいるけど、彼らがじゃれてるのを見ても、ちっとも萌えない。あくまで二次元だからこそ、萌える。
 そう分析するのを読んで、ナルホドなぁと。
 ちなみに友人たちもBL好きだしGLも好きという人いれば、自分の同性愛志向に気づく人。自分の恋愛とBLは全然別と分けて考えている人も。恋愛ものとして手に取る人もいれば、ファンタジーとしてとらえる人も。ずばり、おかずと言う人に対して、ええ?!って思う人もありで。
 とらえ方は色々なんだなあと。

 こちらは「腐女子化する世界」ですが、BLを読む人は、恋愛相手に対して、それほど過剰な期待をしていないのが特徴なのだとか。
恋愛妄想や自分に都合のいい展開は、BLで昇華して、現実の男に対しては優しい(過剰な期待はない)
 現代をストレス感じず生き抜く、ちょっとした思考法ってことでしょうかね。

 図書館の一角にBLが入っていたので、どんな世界で、どんな需要があって、これからどう伸びていくのか興味があって読んでみました。

 日本を舞台にしたロマンス小説が難しいからというのが、自分の漠然とした印象です。

レビュー投稿日
2013年5月21日
読了日
2013年5月20日
本棚登録日
2013年5月13日
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