図書館で借りました。
絵本。
主人公・小さなもみの木。
クリスマスの前、大きなもみの木たちはドレスの話をしている。
星のドレス、夕焼けのドレス、虹のドレス。
そんな話をする。小さなもみの木はそんな会話の仲間に入れて貰えず寂しい思いをする。
やがてもみの木達は連れ去られて、小さなもみの木と老いたもみの木だけが残る。
小さなもみの木は純白のもみの木を望み、降ってきた雪できらきらと輝き、ドレスを手に入れる。
おいおい、ちよっと待ってくれよ。
小さなもみの木と、年老いてみすぼらしいもみの木しか残ってない。
その手前、恐ろしい嫌な音がして、他のもみの木たちは切り倒されて連れて行かれてしまって。
無惨に散ったもみの葉。
それでも彼らはお祭に行くんだと小さなもみの木はうらやましがる。
……おいおい。
無夜はこの見事な勘違いっぷりな作者をこよなく愛したいが、子どもには絶対読ませないぞ。
っていうか、おかしいだろ、この話自体が。
読書状況:読み終わった
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カテゴリ:
絵本
- 感想投稿日 : 2011年5月28日
- 読了日 : 2011年5月28日
- 本棚登録日 : 2011年5月28日
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