160111読了。
読了と言っていいのか、立花さんの「文学部不要論を論破する」としまおまほさんの新連載が、読みたくて。
発刊からひと月遅れで図書館から借りたものの、しばらく手を付けず、もう延滞状態で気まずくて開館時間に返しに行けないくらいになって、やっと今日読んだのでした。
しまおまほ「スーベニア」は、ああこのやさしい文体、ちょっと懐かしいなって思って読みました。いつも不完全で少し危なっかしい生き方と文章の"まほちゃん"、これから連載で続きが読めるのかと思うと、ちょっとワクワクです。
立花隆「特集 文学部不要論を論破する」は、明治維新後の大学校→文部省設置、大学創設のいきさつを湯島聖堂あでさかのぼって解説し、欧州の教養を身につけさせる教育と対比し、最後に寺子屋までタイムトラベルしつつも、きちんと文科を批評している、期待通り痛快でありました。
文學界に拍手。
読書状況:読み終わった
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書籍
- 感想投稿日 : 2016年1月11日
- 読了日 : 2016年1月11日
- 本棚登録日 : 2015年11月8日
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