1997年刊。著者は雑誌「グリーン・パワー」編集長。
日本全国の美林(勿論、木曽の檜、秋田の杉、青森の檜葉の三大美林に限らない)を網羅的に。
正直、写真があった方がよりよく楽しめるようだが、新書でこれほど細かく解説しているのも多くはないだろう。
この書で感得できそうな点は、江戸後期(1750年代以降)の幕藩制度下での林政・森林再生に学ぶべき点が多いこと。これを現代科学で裏付けられれば、政策的抽象化が可能になるかも。また、生態系維持に資するべくコンクリートで固めない林道、小規模なゴンドラの活用も。
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ノンフィクション
- 感想投稿日 : 2016年12月19日
- 読了日 : 2016年12月19日
- 本棚登録日 : 2016年12月19日
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