徳富蘇峰 終戦後日記ーー『頑蘇夢物語』

著者 :
  • 講談社 (2006年7月22日発売)
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感想 : 2

読了。戦後直後の軍人不正行為の暴露記事・臨時軍事費の批判記事だけが面白い。著者が正確な情報を持ち得なかったとはいえ、例えば、ミッドウェー海戦が大本営発表とは異なり、重大な結果だったという程度のことは知っていたのであるから、様々なことを類推しえたであろう。となれば、少なくとも、自身は無知であるとの自覚は持つべきだし、無知である以上は、せめて言論にて戦争には加担できないという自制が求められるのではないか。しかるに、無知であることを錦の御旗に、他者に舌鋒鋭く批判を向けても、天に唾するものではないか。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: 日記
感想投稿日 : 2017年1月14日
読了日 : 2017年1月14日
本棚登録日 : 2017年1月14日

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