文明史のなかの明治憲法 (講談社選書メチエ)

3.70
  • (3)
  • (10)
  • (5)
  • (2)
  • (0)
本棚登録 : 74
レビュー : 8
著者 :
reinouさん ノンフィクション   読み終わった 

2003年刊行。著者は兵庫県立大学助教授。岩倉遣欧使節、伊藤博文の欧州視察、山縣有朋の欧州視察を軸に、帝国憲法、憲法秩序たる下位法の策定が西洋文明の継受という側面のあったことを叙述。事実摘示は他書、例えば、伊藤博文、山縣有朋、大久保利通らの人物評伝でも知りうるが、これらを上手く拾い上げ、旧憲法の隠れた意義に目を向けさせらた。ただ、アジア初の憲法制定が欧州、アジア・中東その他の地域に及ぼした影響は余り書かれていない。些か残念な点だが、帝国憲法の国内的影響とは違う、世界史的意味合いを看取しうる書である。

レビュー投稿日
2017年1月19日
読了日
2017年1月19日
本棚登録日
2017年1月19日
0
ツイートする
このエントリーをはてなブックマークに追加

『文明史のなかの明治憲法 (講談社選書メチ...』のレビューをもっとみる

『文明史のなかの明治憲法 (講談社選書メチエ)』のレビューへのコメント

まだコメントはありません。

コメントをする場合は、ログインしてください。
ツイートする