非常民の民俗文化―生活民俗と差別昔話 (ちくま学芸文庫)

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本棚登録 : 77
レビュー : 7
著者 :
reinouさん ノンフィクション   読み終わった 

2006年刊行。「夜這いの民俗学」等の著作を有する著者は、柳田国男の民俗学を上層階層のそれと喝破し、その一面性を打破すべく、非常民の、それも性をターゲットにしたフィールドワークによって、日本人の持つ固層を解読しようとしてきた。本書はその検証活動の集成というべきだろう。確かに、近現代の価値は多数の人に利益をもたらし、当然に有益だと承認した上でも、本書は日本の固層の、近現代の価値観とは異質な側面を知れる格好の書。上記を前提としつつ女性読者が増えればいいのに、とはないものねだりか。

レビュー投稿日
2017年1月7日
読了日
2017年1月7日
本棚登録日
2017年1月7日
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