ブス論 (ちくま文庫)

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本棚登録 : 57
レビュー : 6
著者 :
reinouさん エッセイ   読み終わった 

2005(底本2001)年刊。かぐや姫のごとく絶世の美女への求婚譚から始まった日本文学は、源氏物語では末摘花のように決して美形でない女性でも源氏から求められる具合に変遷した、しかし、その後は…。「醜女」という観点から、平安文学、中世、そして江戸期の文芸までを批評し、女性の地位変遷まで炙り出そうとする意欲作。表紙の阿亀(お多福)の面のインパクトが強すぎるが、内容は平易かつ伝わりやすい文体で記述されているので、読みやすい。所々、著者の本音(美人好きな男性に対する怜悧な目)が垣間見れ、くすくす笑いながら読める。

レビュー投稿日
2017年1月5日
読了日
2017年1月5日
本棚登録日
2017年1月5日
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