一度めに読んだときも、二回目に読んだときも、
ずいぶん穏やかに、徐々に進むなという印象は変わらない。
微妙な感情のすれ違い、いたずらに繊細な人の心を、
退屈にさせるくらい丹念に描いている。
それゆえに、逆に観客を翻弄する。
Kazuo Ishiguroさんのお手の物だ。
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- 感想投稿日 : 2011年2月16日
- 本棚登録日 : 2011年2月16日
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