タイトル借りしました。
「○○師」っていうモノに昔から弱くとくに
「調律師」「調香師」などの調サムシング師ってものに何かしら幻想を抱いているからです。
時代設定からくる未知すぎる異国の感じが素敵。
湿気の感じとか、光の感じを想像してうっとりできるのはよかった。
ただ調律師目線の話なので、(私にとって)肝心な調律師はあまりミステリアスなキャラクターではなくなってしまったので
そういう点で期待と違った。
勝手だけど。
未開の地にどすんとピアノがある様は、ピアノレッスンみたいな感じかな。
映像化したら素敵だろうけど、このボリュームでは難しいのかもしれない。
好みの世界であるはずなのに、読んでいる間雑念だらけで集中できなかったのが残念。
機会があれば、再読したい。
読書状況:読み終わった
公開設定:公開
カテゴリ:
小説
- 感想投稿日 : 2012年9月8日
- 読了日 : 2012年9月8日
- 本棚登録日 : 2012年9月8日
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