ストロベリー・フィールドという劇団に、金星人と名乗る、腕のいい子が入ってきます。
主人公は、劇を辞めようと思いますが、やっぱり劇が好きでっといっても、演出補助ですが。結局辞めず、みんな半ば諦めた劇団でしたが、金星人との出会いで、奮闘しながら公演に向けて頑張ります。
そんな最中、演出のシーナさんが、恋人のナツメさんに付きまとう、ナツメさんのお客様に刺され、演出が出来なくなり、また、役者兼音響の、柏原さんが自殺します。
公演前日に、金星人は、行くへをくらまそうとしますが、未遂に終わりました。
いなくなった理由は、過去の劇団にいたとき、親方が薬物で捕まったことで、その教え子だという理由から、色眼鏡で見られるトラウマがあったから。
けれど、公演は成功し、一時経って、ストロベリー・フィールドは解散し、主人公は、シーナさんのツテでロシア翻訳の定職の。
金星人こと、佐倉真里菜はもとの劇団に復帰。というお話。
何処と無く、アムリタっぽかったです。
まーアムリタ序盤しか読んでないんですが(笑)
読みやすくはあったんですが、あまり心に響くものはありませんでした。
柏原さんの自殺についても、金星人の過去についても、とても浅い触りで、トントントン。でした。
もうちょっと濃い内容であってほしかったです。
読書状況:読み終わった
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カテゴリ:
ヤング文庫
- 感想投稿日 : 2013年9月23日
- 読了日 : 2013年9月23日
- 本棚登録日 : 2013年3月2日
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