仕事から帰るといきなり、腹違いの妹です。と言われ、混乱する鷲介。
母親から、お父さんに隠し子がいたとは聞いていたが、何故俺のところに…。
とりあえず、実家の行き方を説明して出勤。
でも、鴾子はお金を持ってなかった。
歩いて行けるかと思ったけど、バス電車乗り継いで2時間の道のり…。
鷲介を頼って戻るも、鷲介も状況を把握できてなくて鴾子に家に帰れ。という。
鴾子は小さい頃から祖母に育てられ、祖母が亡くなってから3年間、叔母の元で暮らしていた。
その叔母が、鴾子が寮のある高校に行くから、3日で荷物まとめてね。といきなり通告。
でも寮にはまだ3年生が住んでいるからはやく入寮なんてできない。
一時は友達の家にいたが、友達の親がスキャンダルに。
叔母が鷲介の父の連絡先を手に入れたと聞いて行った先が鷲介の家。
父の名前が蔦夫だから間違えたのかもしれない。
そして父に言及すると、鴾子の父親は本当はわからない。
だけど可哀想だから俺の子にしとく。
じいさんは遊び人だったから、もしかしたらじいさんの子かもしれない。
という二面小説でした。
読書状況:読み終わった
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カテゴリ:
ヤング文庫
- 感想投稿日 : 2016年1月16日
- 読了日 : 2016年1月9日
- 本棚登録日 : 2014年4月4日
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