生きて帰ってきた男――ある日本兵の戦争と戦後 (岩波新書)

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本棚登録 : 614
レビュー : 85
著者 :
reso100さん 2019読破   読み終わった 

某所読書会課題図書.小熊謙二の波乱万丈の一生を普通の人の視線で描いた長編だが、戦前の庶民の暮らしぶりや上からくる規制を巧みに交わす生き方が具体例で示されている.小生の記憶と合致する、高度成長期の話も正確な記述と相まって楽しめた.あとがきにもあるが、サラリーマン的な生き方は人口の一割弱だという指摘は重要だと感じた.大多数の人々は、自分たちの人生を自分で切り開いてきたのだ.政府を当てにしないで.それにしても敗戦直後の我が政府の無責任さは憤り以上のものを感じる.

レビュー投稿日
2019年6月13日
読了日
2019年6月12日
本棚登録日
2019年5月31日
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