手習い所を営む福山泉八郎がたそがれ横丁の住人たちと駒五郎率いる連中の悪だくみを解決する物語だが,剣の使い手との勝負の記述が素晴らしい.天保時代では奉行所の力も江戸全体に及ばない状態で,長屋に住み腕の立つものが街を守ったのだろう.
読書状況:読み終わった
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カテゴリ:
2016読破
- 感想投稿日 : 2016年10月13日
- 読了日 : 2016年10月13日
- 本棚登録日 : 2016年10月5日
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