国境の雪

  • 角川書店 (2013年1月31日発売)
本で見る
3.73
  • (8)
  • (17)
  • (14)
  • (1)
  • (1)
本棚登録 : 75
感想 : 16
4

脱北者の純子は母親が日本人だが、孤児で出自が不明な設楽と出会い、中国から脱出する物語だが、北朝鮮・中国・アメリカの現在の首脳が出てきて、様々な国際問題を本音で語り合う場面があり、とても面白かった.北朝鮮が脱北者をしつこく追いかける話や中国の首脳が金正日の扱いに困る話は事実に近いものがあるように感じた.前述の二人と甲斐長州の関係が最後で明らかになるが、結末も少し悲しい展開だ.

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: 未設定
感想投稿日 : 2013年7月8日
読了日 : 2013年7月8日
本棚登録日 : 2013年7月3日

みんなの感想をみる

コメント 0件

ツイートする