もうすぐいなくなります:絶滅の生物学

著者 :
  • 新潮社 (2019年7月16日発売)
3.58
  • (4)
  • (17)
  • (14)
  • (3)
  • (0)
本棚登録 : 169
感想 : 25
4

トキの繁殖で中国からつがいを導入した件と、ニホンオオカミを再導入する案が不可解な理由でだめになっている話しは面白かった.シカ、イノシシ、サルが繁殖して被害が出ていることを防げる由だが... 最近、朝のウォーキングでイノシシの遭遇したので、導入賛成だ.生物がこれまでに大量絶滅してきた歴史も面白かった.現在のヒトの遺伝子には、ネアンデルタール人のものも混入している由だが、著者の言の「現生人類で最も偉大だったのはネアンデルタール人とセックスした女だ.」は至言だ.

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: 2020読破
感想投稿日 : 2020年5月31日
読了日 : 2020年5月31日
本棚登録日 : 2020年5月19日

みんなの感想をみる

コメント 0件

ツイートする