サバンナの動物親子に学ぶ

  • 講談社 (2011年8月23日発売)
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本棚登録 : 34
感想 : 7

アフリカでの野生生物を観察し続けている著者。
この本は、そんな中で見た「生」と「死」についてのエピソード。

他者の死を悼む象のはなし
母親を探してサイやコヨーテに近づいていく、はぐれた子ヌーのはなし

を読むと、著者は動物を「見ている」のではなく「感じている」のだろう、と思いました。動物に対する視点が違う。

絵は、ミロコマチコさんが描いています。
動物の発するエネルギーを感じさせてくれる絵は、この本にぴったりだと思います。


僕は、子どもの頃から動物が好きでした。
小学校に上がる前、お向かいの家で犬を飼っていました。その犬との交流が僕の動物好きの原点です。
幼稚園や保育園に通わず、バッタやトンボ取りをして遊んでいたことも、物言わぬ生き物たちへの興味につながりました。

羽仁さんの本を読みながら、いつの間にか自分を振り返ってしまいました。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: 環境
感想投稿日 : 2011年11月18日
読了日 : 2011年11月18日
本棚登録日 : 2011年11月18日

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