三四郎 (新潮文庫)

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本棚登録 : 5319
レビュー : 491
著者 :
もおりいさん  未設定  読み終わった 

東大に入学が決まり、熊本から上京してきた小川三四郎を取り巻く都会の人間模様、恋愛事情。
三四郎自体の要領の悪さを執拗に描かれており、最終的には失恋してしまうあたりに、世の男性は自らを投影したのだろうか。作中に西洋の哲人や文豪、画家等が多数出てきており、幾許かの心得がないと読みにくいことは否めないものの、要領の悪いワタクシ。結果として三四郎に感情移入してしまった。

文学的女性の描写:『肉は頬と云わずきちりと締まっている。骨の上に余ったものは沢山ない位である。それでいて、顔全体が柔らかい。肉が柔らかいのではない骨そのものが柔らかい様に思われる。奥行の長い感じを起させる顔である。』

レビュー投稿日
2019年3月31日
読了日
2019年3月31日
本棚登録日
2019年3月31日
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