コルテスの海 (プラネタリー・クラシクス)

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本棚登録 : 27
レビュー : 5
瑛さん 小説・ノンフィクション(本棚)   いま読んでる 

本自体はカリフォルニア湾の海洋生物調査の航海記録で1940年代の海洋生物学に興味のある人には貴重(かもしれない)。
海外文学として私にとって特別なのはスタインベックの親友であるエド・リケッツ(通称ドク)の不慮の死に捧げられた「わが友エド・リケッツに捧ぐ」という文章だ。
生物学者として好奇心に満ちた人物の英雄伝エピソードは豪放でステキだ。
「ビールに牛乳を入れたらどうなるか」の研究や「多種多様な女性に魅せられた好色なキリスト」、第一次大戦・第二次大戦のユカイな従軍エピソード・・・。

「与えるのは容易であり、この上なく報いの大きい行為だ。それに引き換え受け取る行為は、自覚と優しさの絶妙なバランスを必要とする。謙遜と機転と、関係を真に理解理解する力が必要なのである。」

エドワード・リケッツとジョン・スタインベックと、私はこの人たちのようになりたい(かもしれない)。

レビュー投稿日
2009年1月21日
本棚登録日
2009年1月21日
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