日出処の天子 (第7巻) (白泉社文庫)

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本棚登録 : 624
レビュー : 41
著者 :
リコさん 2010年7月   読み終わった 

「聖徳太子」という題材から、ここまでの話を描ける山岸先生の力に脱帽。読んでよかったです。

私は本を読み終えた後、しばらくその本の世界に浸ってしまう人なのですが、これも例にもれずそんな感じに。
読み終えた後の何とも言えない感じが、深く心の中に突き刺さってきます。

「日出処の王子」は、厩戸王子(聖徳太子)を題材にしたお話。
……との前情報を全く知らず、友人が読んでいた・昔の漫画が読みたいという理由だけで買ったのですが、どんどこ「日出処の天子」の世界に引き込まれていきました。全7巻とは思えないほどの読み応えです。

厩戸王子は蘇我毛人に惹かれているという、まさかBL的な要素を含むお話だと思ってなかったのでびっくりはしましたが(笑)、それでも最後、ふたりが男同士である理由を語られたときには、悲しくなりました。

最初は毛人や他の登場人物を通して厩戸王子を見ていた私(読者)が、いつのまにか私視点で厩戸王子を見て、孤独を感じる彼が時々見せる柔らかな表情に私が惹かれていたような気がします。笑
赤ちゃんをだっこして笑う彼とか見るとすごい安心したんだよ……

話は厩戸王子が摂政になるところで終るのですが、もうちょっと先を見たかった気がしないでもない。でもこの終わり方でいい気もする…ああほんと胸が詰まる。

今日5~7巻まで一気に読んだせいか、まだまだ頭がぼんやりしてます…。

レビュー投稿日
2010年7月31日
読了日
2010年7月31日
本棚登録日
2010年7月31日
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