セロ弾きのゴーシュ (角川文庫)

著者 :
  • 角川書店 (1969年2月24日発売)
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本棚登録 : 1072
感想 : 74
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グスコーブドリの伝記が収められている短編集。

ブドリに最後の決断をさせたのはなんだったのか。

読み終わったあと、銀河鉄道の夜の「僕はもうあのさそりのように、本当にみんなの幸せのためなら、僕の体なんて100回焼いてもかまわない」という、台詞を思い出しました。

愛する人を守るための決断。優しく強くないとできないなぁ。

詩のようであり、童話であり、大人になってから読むとまた違う印象を受けました。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: 未設定
感想投稿日 : 2012年7月15日
読了日 : 2012年7月15日
本棚登録日 : 2012年7月15日

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