体は全部知っている (文春文庫)

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本棚登録 : 2826
レビュー : 260
著者 :
riglaviさん  未設定  読み終わった 

いくつか光る短編が。
吉本ばななは、辛いことを通ってから読むべきなのだろう。時には寄せてくるように、時には遠くをただように感じられる人のこころ、景色。淡々と起きるとんでもない出来事の影にそれらを見るためには、いちいちエロティックさにセンセーショナルに反応していてはしょうがない。

でも、分からないなりにすごくきれいだし、乗り越える切なさ、寄りかかり合う人間模様が胸に迫る。
さびしさとは。
辛いことがあったときに読み直したい本。

今のところのお気に入りはボート、ミイラ、サウンド・オブ・サイレンス、いいかげん、など。
どれが、と思って読み返そうとすると、どれも結構隙なんだなあと思い出す。

レビュー投稿日
2012年10月23日
読了日
2012年10月22日
本棚登録日
2012年10月23日
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