ある女、魔女の家の前に赤ん坊が捨てられていた。それは誰もみたことのないほどに醜い男の子だった。ランプと名付け、クマのイスルにクマとして、そして魔神のバゴーダックスに部屋を作らせ、育てることに。
魔女はランプをとても愛していたが、それが彼にはわからない。
「赤ずきん」や「ラプンツェル」など、御馴染の童話から少しアレンジされて、うまい具合に登場してくるのが面白い。
魔女としての力を失ってでも、彼を助けようとする女の愛情の描写が良い。
読書状況:読み終わった
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カテゴリ:
海外ファンタジー
- 感想投稿日 : 2012年9月16日
- 読了日 : 2012年9月16日
- 本棚登録日 : 2012年9月16日
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