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図解よくわかる自治体の防災・危機管理のしくみ
- 鍵屋一
- 学陽書房 / 2003年8月1日発売
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書版は2003なので現状に即していない・・・と思いきや、ほぼ現在にも有効な示準となる内容でした。悉皆的に記されていてボリュームもちょうど良かったです。基礎固めに良い。
2024年4月10日
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家族だから愛したんじゃなくて、愛したのが家族だった +かきたし (小学館文庫 き 16-1)
- 岸田奈美
- 小学館 / 2023年4月6日発売
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ここ数年岸田さんの文章を読んできたので、まとめて改めて読んでみた。ホッとしたし、行動力とやり抜く力に改めて敬服。
2024年3月29日
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新編 銀河鉄道の夜 (新潮文庫)
- 宮沢賢治
- 新潮社 / 1989年6月19日発売
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銀河鉄道の父を読んで、銀河鉄道の夜はうーんと昔に読んだきりだったので、audibleで読了。日本語が綺麗で柔らかくて、そしてこんなに悲しみを抱えた物語だったことに、今回初めて気づいた。
2024年2月5日
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世界の空き家対策: 公民連携による不動産活用とエリア再生
- 米山秀隆
- 学芸出版社 / 2018年8月31日発売
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いまいち興味をもって読めなかった、という私の趣味嗜好に関するメモです
2024年1月29日
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チェルノブイリの少年たち (週刊少年マガジンコミックス)
- 三枝義浩
- 講談社 / 1992年6月23日発売
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「チェルノブイリの少年たち」もすごく衝撃的な内容だったけど、後半の「尾瀬に死す」も全く知らない話だったので、びっくりした。物事の側面や風上が全然見えてないな~と最近落ち込むことも多かったから、日々の生活をより充実させるためにも、表層以外の面を積極的に知ろうとする心がけを持ちたい。
2024年1月9日
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銀河鉄道の父 (講談社文庫)
- 門井慶喜
- 講談社 / 2020年4月15日発売
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夜間覚醒中に読んだ本。父の眼差しの暖かさにほっこりする本。著者と担当者が「誰が一番親バカ」か話している、ほっこりインタビュー記事も読んだが、親の視点を追体験できるようなシンプルで温かい文体。自分が親として、子供にしてあげられることって、いったい何があるんだろう?等、いろいろ考えました。
2023年12月11日
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死の淵を見た男 吉田昌郎と福島第一原発 (角川文庫)
- 門田隆将
- KADOKAWA / 2019年1月31日発売
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夫がNETFLIXでTHE DAYSという映画を観ていたのをきっかけに読み始めた本著。読んでいて納得、このまま映像作品の脚本が書けるくらいぎっしりと丁寧な描写で、最前線で何が起こっていたかが記されていた。あの日を忘れないために、今読めて良かった。
2023年12月11日
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星の子 (朝日文庫)
- 今村夏子
- 朝日新聞出版 / 2019年12月6日発売
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柔らかな文体と会話で淡々と物語が進んでいく。状況は過酷だし、主人公の行く末を色々想像してしまうけど、余韻や含みをかなりもたせているぶん、希望もあるといいなあと、私は願ってしまう。
2023年11月27日
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死ぬまでに知っておきたい日本美術 (集英社新書)
- 山口桂
- 集英社 / 2022年11月17日発売
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通勤でちょこちょこ読むのに丁度良い新書。行きたい美術館がたくさん増えた。旅先の美術館に行くの、その土地の歴史や文化に触れられて楽しいよなあ。
2023年11月18日
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むらさきのスカートの女 (朝日文庫)
- 今村夏子
- 朝日新聞出版 / 2022年6月7日発売
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何書いてもネタバレになりそうなので、なんにも書けない•••ずっと狂気を感じる作品で、好みど真ん中だった。
2023年11月18日
うーん、名前負け•••?警察系の話そもそも私の趣味では無かった、ということで。
2023年11月13日
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ハヤブサ消防団 (集英社文芸単行本)
- 池井戸潤
- 集英社 / 2022年9月5日発売
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企業小説じゃない池井戸作品だと知って、原作を読んでみたくなり手に取った。前半ではのどかな田舎暮らしを追体験しているような気持ちになり、読み進むうちにじっとり気味悪く、、先の展開が気になってどんどん読むペースが早まった。題材が好みで、とても楽しめた。
2023年10月31日
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バリデーションファイル・メソッド―認知症の人への援助法
- ビッキー・デ・クラーク・ルビン
- 全国コミュニティライフサポートセンター / 2016年5月1日発売
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翻訳されているため少し読みにくいけど、バリデーションについて知りたかったことを一通り網羅することができた。
2023年10月20日
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赤ちゃんのための補完食入門
- 相川晴
- 彩図社 / 2020年12月29日発売
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とってもためになった。監修も心強いし、子育て実感のある著者さんの文章が優しくて、頑張る保護者を全力で応援してくれている印象を受けた。難しいことを考えすぎずに、楽しく一緒に食べられる食卓をめざそう~
2023年10月19日
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スターにはなれませんでしたが
- 佐藤満春
- KADOKAWA / 2023年2月17日発売
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私の大好きなエンタメに携わっているサトミツさん。その人となりを本著で少し垣間見ることができた。対談一つ一つから、日々の丁寧な仕事の積み重ねを感じたし、紡ぐ言葉一つ一つから、血の滲むような努力の日々を窺い知ることができた。これからはより一層、立体感を持ってサトミツさんの仕事の気配を感じながら、エンタメを接種することができそう。
2023年10月18日
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コンビニ人間 (文春文庫 む 16-1)
- 村田沙耶香
- 文藝春秋 / 2018年9月4日発売
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30代後半男女が結婚出産などの経験がないことを根掘り葉掘り聞かれるとか、正社員じゃない働き方をしている人に対しての腫れ物を触るような扱い方をすることとか、日々に溢れている違和感や当たり前の押し付けがたくさん出てくる。主人公は、主人公なりの合理性で所作や言動を決めているけど、家族は寄り添うことがしんどくなっていたり、妙にリアルなシーンを淡々と描いている。私からみると、主人公はイキイキしているように見えた。人生の中で出会う様々な役割が、その人を形作っているよね。
2023年10月10日
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窓ぎわのトットちゃん (講談社青い鳥文庫)
- 黒柳徹子
- 講談社 / 1991年6月15日発売
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まだ小さい時に読んだ、好きだった本を久しぶりに読んだ。明るく優しい幸せな話だったと記憶していたけど、改めて読むと、戦争の影が色濃く子ども達の生活に影響を与えていることもしっかり描かれていた。小学校入る前後の私は、トットちゃんそっくりだったから、この本を読んでる時は幸せな気持ちになって、楽しい想像がふわふわ捗ったことを、思い出した。
2023年10月6日
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あこがれ (新潮文庫)
- 川上未映子
- 新潮社 / 2018年6月28日発売
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終盤ヘガティーの話の展開はドキドキする。小学4年生と6年生の子どもたちの憧れに起因する物話。どんどん口語のやりとりが中心に移り変わっていくので、主人公達の隣に佇んで会話を聞いているような気持ちになった。
2023年10月4日
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推し、燃ゆ (河出文庫)
- 宇佐見りん
- 河出書房新社 / 2023年7月25日発売
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ハンチバックを読んだ時にも思ったけど、自分では無い誰かの生活と仄暗い心情を垣間見ることができるような作品。推しがいて初めて生活が成り立つ高校生。私はあまりすっきりしなかったので、これを読んだ他の人の感想が知りたくてレビューを漁っています。
2023年9月29日
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母という呪縛 娘という牢獄
- 齊藤彩
- 講談社 / 2022年12月16日発売
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最近読んだ森博嗣のミステリーは創話だから楽しめるコンテンツだった。この本はノンフィクションで、事実は小説より残酷で暗くて苦しい。事件のことは薄くニュースで知っていただけだったので、著者の綿密な取材とあかりさんの手紙から見える事件の全容に、重く時に苦しい気持ちになりながら読んだ。自分の思春期~大学卒業までの卑屈な母とのやりとりを思い出した。それに加えて、あかりさんと重なるわけではないけど、進学にまつわる色んな感情や、家族とのやりとりも思い出した。
2023年9月26日
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新装版 パン屋再襲撃 (文春文庫)
- 村上春樹
- 文藝春秋 / 2011年3月10日発売
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なんとなく避けていた村上春樹を読んだ。パン屋再襲撃は面白かった。
2023年9月22日
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深夜特急2 ー マレー半島・シンガポール〈文字拡大増補新版〉 (新潮文庫)
- 沢木耕太郎
- 新潮社 / 2020年6月24日発売
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夜中の覚醒、時間と空間の旅に出つつぼんやり過ごしている。目を閉じているけど、鮮やかに情景が浮かび上がる、audible版の斎藤工さんの朗読がとても良い。
2023年9月20日
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さぽーと 2023年8月号: 知的障害福祉研究
- 日本知的障害者福祉協会編集出版企画委員会
- 星雲社 / 2023年8月18日発売
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実践レポート「行動停止が見られる発達障がいがある方へのアプローチ~利用者の目で世界を観る~」が面白かった。PECSはじめ視覚支援の導入タイミングと本人の様子の変化が目に浮かぶ文体で書かれていて、支援現場のイメージがわきやすかった。
2023年9月4日