電子の星 池袋ウエストゲートパークIV (文春文庫)

3.51
  • (262)
  • (562)
  • (1144)
  • (48)
  • (5)
本棚登録 : 4393
レビュー : 320
著者 :
Rinaさん *石田衣良   読み終わった 


やっと予約していた4巻が来ました!
今更ながらIWGPブームです。
もうこの面白さは安定してますね。
今回はわりと外部からの事件(依頼?)と悲しいお話が多かった気がします。


*東口ラーメン
*ラインワルツフォーベビー
*黒いフードの夜
*電子の星


一番心に残ったのはラインワルツフォーベビー。
もう最後のほうは号泣でした。
南条のオヤジが切なくて切なくて…マコトの言葉でさらに泣けました。

東口ラーメンはGボーイズを卒業したツインタワーが主役のお話。
すごくラーメンが食べたくなりました。
死人が出ないし、こういう作品好き。
あずみの様な人がいると思うと悲しくなりました。
子供は全く悪くないのにね…。
最後はすごくいい終わり方でした。

黒いフードの夜はビルマ人の少年のお話。
これも切なかったな…。
日本人でごく普通の家庭に生まれた自分がいかに幸せか心が痛むほど感じました。
欲しいものがあるから体を売るのではなく、家族全員が生活していくために体を売る。
しかも男の子が日本人の変体男に。
んー考えさせられるお話でした。

表題作である電子の星。
地方出身の負け犬のお話です。
これはただただグロイ。
本当にグロイ。
IWGPは本当に好きなお話だけどこれだけは2回読めません。
過激すぎるSM。
もう理解できませんでした。
表現がリアルすぎて過激なシーンはパラパラとしか読めませんでした。
ただこのお話は4巻で唯一マコト・タカシ・サルが勢ぞろい!
この3人が団結すれば無敵です!

どの話でも共通していることはキングがかっこよすぎること!
マコトみたくになりたいとか弱音も吐いてたけど、そんなところも好きです。
そのあとのマコトの返しも最高!

5巻も早く読みたいと思います!


おれは思うのだけど、この皮肉な世界をつくったどこかの神様だって、もしかしたらすごく善良でいいやつなのかもしれない。空のうえから哀れなおれたちを見おろして、きっとため息をついていることだろう。
善き意思から生まれた失敗作。でも大傑作より失敗作のほうがロマンチックな感じでいいよな。おれはそっちのほうが積極的に好きだ。


レビュー投稿日
2008年12月15日
読了日
2008年12月15日
本棚登録日
2008年12月15日
1
ツイートする
このエントリーをはてなブックマークに追加

『電子の星 池袋ウエストゲートパークIV ...』のレビューをもっとみる

『電子の星 池袋ウエストゲートパークIV (文春文庫)』のレビューへのコメント

まだコメントはありません。

コメントをする場合は、ログインしてください。

いいね!してくれた人

ツイートする