- 藤子・F・不二雄大全集 T・Pぼん 3
- 藤子・F・不二雄
- 小学館 / 2012年3月23日発売
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次第に、レスキューそのものよりも、大きな歴史のながれの方に主眼がおかれている感じになってきます。
前半は、どうやって助けるのかがわりと中心になっていましたが、単純に、助けて終わりではなくて、その後、歴史がどう大きく動いていったのかということがかかれる話が多くなってくるように思います。
「T・Pぼん」は、藤子・F・不二雄の作品の中で、すごく安定したよい作品です。
今回、全作品が単行本でよめるようになったので、よかったです。
2017年12月27日
- 剣嵐の大地 (下)〈氷と炎の歌 3〉(ハヤカワ文庫SF1878)
- ジョージ・R・R・マーティン
- 早川書房 / 2012年10月23日発売
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だいぶん、勢力図が一気に塗り替えられる感じの動きのある第3部でした。
一気にピーンと張り切った糸が、もう引っ張りすぎて、バチバチと音を立てて切れていく感じ。
おもしろいのですが、なんか、悲しいことが多かったなぁという印象です。けっこう、重要人物も、退場したし。
本当に、誰でも死ぬから、油断できない。
そして、何かいてもネタバレになりそうで、書けない。
テレビドラマの方は、2部まで見ました。こっちも、いいよねぇ。
これを読んだりみたりすると、また、ボードゲームの方をしてみたくなります。
第4部と第5部は、続き物の話なので、第5部が文庫になってから一気に読むかなぁ。
続き、気になるので、出る前に読んじゃうかも。
2017年12月27日
- ゴールデン・キッズ 2 (愛蔵版コミックス)
- 高橋陽一
- 集英社 / 2014年11月4日発売
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コーチの的確なアドバイスで、どんどん実力をつけていくゴールデン・キッズ。
まあ、たしかに監督ってとっても大事です。
だから、中学校とかの部活とかでも、本当はシロウトの顧問が面倒見るのって、実はよくないんだろうなぁと思います。顧問の方は顧問の方で、断れない状況があったりするんだろうけど……。
まあ、だからといって、いきなり力がつくかというと、そんなことはない。
だって、相手のチームだって、ちゃんと、コーチがいて、的確なアドバイスの下がんばっているんだから。
楽しくて、モジベーションが上がるというのがなによりも大切になってくるのだと思います。
2017年12月27日
- やじきた学園道中記2 6 (プリンセスコミックス)
- 市東亮子
- 秋田書店 / 2013年4月16日発売
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津軽編終了。
なんか、「2」になってから不思議の度合いが増えているような気もします。
今回は、話題自体も、東日流外三郡誌ということであやしかったですけどね。
そして、偽書だといわれたのは歴史上の事実なので、この物語の時代はやっぱり昭和なのかな。
と思って調べたら、平成になって、やっと偽書と確定したみたいですねぇ。
へえーへえーへえー。
2017年12月27日
- 聖なる花嫁の反乱~亡国の御使いたち~(10) (フレックスコミックス フレア)
- 紫堂恭子
- ほるぷ出版 / 2014年6月13日発売
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完結。
なんで、英語……とか、ちょっとヴァンの覚醒が突然とかいう感じがあって、10巻半な長さよりも、11巻分まで話を広げてゆっくりやった方がよかったのではないかとも思うのですが。ほんとか、15巻ぐらい続けばいいと思うのですが(笑)
でも、この人が作品の中でいっていることっていうのは、すごく、本当のことだなぁと思います。
こんかいこの物語の中で語られていることは、わたしが山岸 涼子の「日出処の天子」を読んだとき位から思っていたことと同じです。「処天」では、厩戸皇子は仏の存在が見えるのだけれど、まったく役に立たない。ただ、いるだけの存在です。
でも、神様とか、仏様っていうのは、本当にそれだけの存在で、でも、役に立たないのではなくて、人間がどんな方向にいってもただただ「見ていてくれる」。そういう存在なのではないかと思うわけです。
うーん。
上手く表現は出来ないけれど、自分に親なんていないと思ってあれていた夜盗が、自分にも親がいることを知ったからといって、別にだからといって今まで親から愛されなかった経験がなくなるわけではないけれど、それを知るだけでとても安心するみたいなことってあると思うのです。
神様や仏様を信じるっていうことは、それとよく似たようなことだと思います。
そんな神様や仏様が、自分になにかしてくれるわけではない。自分だって、神様や仏様のためになにかできるわけではない。でも、自分を否定しないそんな存在がいるというだけで、なんだか救いに感じてしまうような。
今回のお話は、それを超えて、そして、人間にはそれぞれ、神様と同じように全てを作り出す力がやどっているのだよという力強く、そして怖いメッセージも入っています。
そして、それを無駄に使ったって、それはそれで良い。今存在しているということ自体が、赦されているということ。凄い。
2017年12月27日
- ふたりエッチ 62 (ジェッツコミックス)
- 克・亜樹
- 白泉社 / 2014年10月29日発売
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別に、それから卒業しないといけないとか、リア充じゃなきゃいけないとか、お前らに「目障り」以外の迷惑をかけてねぇだから、ほっときゃいいじゃねぇかと思います。
責任もとらないくせに、横からゴチャゴチャ言って、いい人のつもりか?
2017年12月27日
- 孔明のヨメ。 (4) (まんがタイムコミックス)
- 杜康潤
- 芳文社 / 2014年11月7日発売
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ものすごい地味なことろをかきながら、史実とか伝承につなげてくるのが、ほんとうに、オタクというか職人の技だなぁと。
そしてなによりも、ヨメ可愛い。それが貫かれているのが素晴らしい。
2017年12月27日
- なんて素敵にジャパネスク 人妻編 3 (白泉社文庫 や 2-13)
- 山内直実
- 白泉社 / 2014年6月13日発売
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仮想(?)敵が明確になり、反撃という感じなのですが、まだまだ、敵の正体までは見えてこない感じです。
これ、原作の小説は読んでいないのですが、小説も、ここまでテンポよい感じなんでしょうか?
マンガとしてのテンポが、凄い気持ちいい。
2017年12月27日
- まるいち的風景 第1巻 (白泉社文庫 や 7-5)
- 柳原望
- 白泉社 / 2008年7月15日発売
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ロボットもの。
ロボット好き。
そういえば、この人のマンガを読もうと思ったきっかけは、このマンガでした。
読むまでに、何年かかっているんだか……。
今まで読んだ歴史物と比べると、現代劇なので生か死かというような緊迫感はないかな。
それでも、けっこう、どうしようもない、そして甘くない現実が、しっかりとかかれています。
ロボットまるいちも理想化されることなく、ちゃんと問題点がかかれていて、それがドラマと密接に繋がっています。
だからといって、作品が暗くなるかといえばそんなことはなく、しっかりと前を向いて歩いている感じがとっても良いです。
この人のかく話って、基本的に人情話です。
でも、凄いところは、いつもいい人達の集まりの人情話ではなくて、悪意ある世界の中での人情話であるっていうところですね。
性善説ではやっていけない。でも、そんな中でも、いい人であることはできるかもしれないし、自分の周りの世界を倖せなものにしていくことは出来るのかもしれないと感じさせてくれます。
そして、単純に、ロボットたちは可愛いですよね。
りんは、KAMATAのまるいちとMURATAのチアリーディング部を応援しています(笑)
2017年12月27日
- ひとには、言えない。 (5) (ぶんか社コミックス)
- さんりようこ
- ぶんか社 / 2013年3月16日発売
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完結編。
すべてが、落ち着くところに落ち着いて、よいフィナーレでした。
まぁ、谷町さんはちょっとかわいそうだったけど。
ちょっと間があきすぎたけどねぇ。
それでも、途中で投げ出された作品もいっぱいあるなか、最後までかききったのは、素晴らしい。
2017年12月27日
- The B.B.B. (2) (小学館文庫)
- 秋里和国
- 小学館 / -
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できてなかったというのが、ちょっとビックリです。
3人が、いい感じの関係になってきて楽しい感じです。
書いていることは、けっこうむずかしいことだと思うのですが。
ところで、獅子丸は父親も違うんでしたっけ?父親の浮気相手の連れ子?
そうでなくちゃ、ひっつく選択肢はないよなぁ。
しかし、そうすると、獅子丸が、この家に帰ってくる意味って……。
と、読みながら思った。
2017年12月27日
- 盤上の夜 (創元SF文庫)
- 宮内悠介
- 東京創元社 / 2014年4月12日発売
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草場 純さんとの対談を読んでから、ずっと読みたいと思っていた1冊です。
もう、シビれるぐらいかっこいいのです。
なんだろう、このかっこよさは。
話自体は、実は全部、地味です。
でも、全部、くるものがあります。
特に、「象を飛ばした王子」の話を読んだときは、叫びそうになったぐらいです。
それから、「千年の虚空」で、もう1回、ゲームの完全解の話をへて「原爆の局」でこれまでのお話のすべてをまとめていくの流れが、なんというか完璧だと思います。
2017年12月27日
- しゅごキャラ!(9) (講談社コミックスなかよし)
- PEACH-PIT
- 講談社 / 2009年6月5日発売
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ダイヤの復活。そして、ついにエンブリオ発見。
と、今までの謎がとけて、すごいことが起こっている割には、盛り上がった感じがしないのはなんでだろう。
なんか、わたしが期待したような物語の方向からは、ちょっとぶれちゃっている感が大きいです。
あと1盛り上がり、あるのかな?
2017年12月27日
- 鉄のラインバレル 23 (チャンピオンREDコミックス)
- 清水栄一
- 秋田書店 / 2014年4月18日発売
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みんな、正義の味方を待っていた。ということで、ヒーロー復活です。
すごいですねぇ、まさか、○○まで、正義の味方を待っていたとは。ビックリの「滅日」的展開です。しらんか、「滅日」。たがみ よしひさの名作ですよ~。
だいぶん謎がいろいろ見えてきて、楽しいです。
2017年12月27日
- 進撃の巨人(13) (講談社コミックス)
- 諫山創
- 講談社 / 2014年4月9日発売
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昔、岡田 斗司夫が、
「あの壁は……」
という、なんで壁には女の人の名前がついているのかという話をしていて、それを聞いたときは、
「なに言ってんだか」
と思っていましたが、それに信憑性が出て来ました。
2017年12月27日
- 美少女戦士セーラームーン 完全版(10)
- 武内直子
- 講談社 / 2014年3月25日発売
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完結。
改めて読んで、凄い話だなぁと思います。
うさぎが孤独であることとは、多分、いろんな義務を背負った大人でないとわからないことで、でも、そこが真剣にかかれているところが好きです。
アニメしかしらない人は、ぜひ、原作を読んで欲しいですね。
特に旧版のアニメのハチャメチャは、原作のハチャメチャさとはかけ離れてしまっているので。
新版は、見てないのでどうかわからないのですが。でも、立ち姿とかスタイルは、新版の方がイメージ近いと思います。
あとこれ、なにげにいろんな知識が身につきます。太陽系の惑星を全部英語で言えるのはこのマンガのおかげ。
まぁ、冥王星は、惑星じゃなくなってしまったんですけどね。
2017年12月27日
- 百姓貴族 (3) (ウィングス・コミックス)
- 荒川弘
- 新書館 / 2014年2月25日発売
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荒川 弘の力で、農業高校への進学希望が増えているそうです。
それはそれで素晴らしいことだと思いますが、実はあの年代は、どこにいったって、楽しい青春や、素晴らしいな出会いがあって、1番大事なことは、自分の隣にあるその素敵なものに気づけるか。
泣いても笑っても、同じ時間が過ぎていくのなら、楽しい時間を過ごせた方がいいよね。
いや、寝るのは大事だと思いますけどね。
2017年12月27日
- 三国志(二) 群星の巻 (新潮文庫)
- 吉川英治
- 新潮社 / 2013年1月28日発売
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はじめて読んだ「三国志」が、吉川 英治でした。
30年以上前か??
実は、呂布って、吉川版では、そんなに悪者ではないなぁ。ちゃんと、愛すべき好漢としてかかれています。
もっと乱暴者のイメージがあって、ちょっと意外でした。
2017年12月27日
- 半藤一利と宮崎駿の 腰ぬけ愛国談義 (文春ジブリ文庫)
- 半藤一利
- 文藝春秋 / 2013年8月6日発売
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半藤 一利さんという方は、知らないです。けど、三国志についての対談本が出ていたので買いました。
「バカの壁」の人との対談よりは、おもしろく読めました。
まあ、それでも宮崎 駿は、基本的に人の話聞いちゃいないんですけどね。
それでも、政治的な話が全面にでないで、自分のマニアな趣味とかが中心になっていた方が魅力的だし、素直で楽しいと思います。
心性としては、実は宮崎 駿って、百田 尚樹とそんなに変わらないと思います。
2017年12月27日
- 3月のライオン 10 (ヤングアニマルコミックス)
- 羽海野チカ
- 白泉社 / 2014年11月28日発売
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久方ぶりの新刊。
てっきり、わたしはあかりさんとひっつくのだと思っていました。
まあそれは、よく考えたら、たんにわたしの好みからくる願望なのでした。
思い起こせば、何巻も前から、彼の目はそっち向いていたよなぁと納得した1巻。
しかも、この巻の中ですら、けっこう決定的なシーンがあるのに、父親の前で宣言するまで、気づかなかったわたしは、アホだなぁと。
この「3月のライオン」と「海街ダイアリー」は、わたしのなかでは、同じ棚に入っていて、ものすごく劇的なことがおこっていたり、変化が目に見えているわけでないのに、静かに確実に物語が前に強く動いてるのを感じる不思議な話です。
2017年12月27日
- 範馬刃牙 2 (少年チャンピオン・コミックス)
- 板垣恵介
- 秋田書店 / 2006年4月7日発売
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カマキリに勝利。
ここから、ストーリーが始まるっていうのは、衝撃的でドキドキします。
強さへの問いかけが、もう、なんか頓智のレベルになっている感じが凄いです。
2017年12月27日
- 漫画生物学 (手塚治虫文庫全集)
- 手塚治虫
- 講談社コミッククリエイト / 2010年9月10日発売
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文庫版マンガで、知識ぎっしり系は、もう目がついていかないので、それだけでマイナスな感じです。
多分、判型が大きいだけで、評価は1段階ぐらい上がるのじゃなかろうかということはわかっています。
でもなー、置く場所がなぁ~。
科学的なうんちくの後にショートエピソードが入りますが、それが、微妙に、前半のウンチクと噛み合っているようないないような……。
この話の転がし方は、あさり よしとおの「まんがサイエンス」と同じ感じです。というか、手塚 治虫の方が、徹底してズレてる気がします。
このジャンルのマンガも、手塚が作ったのか。凄い。
2017年12月27日
- GUN BLAZE WEST 2 (集英社文庫―コミック版)
- 和月伸宏
- 集英社 / 2011年9月16日発売
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完結。
うん、続きがあったらきっと読むと思います。修正不能の失敗があっても、魅力はいっぱいある話だと思うから。
でも、和月さんのなかでも、終わってる話なので、それはないか。
でも、どっかの作品で、きっとみんな生まれ変わっていると思います。
2017年12月27日
- 血界戦線 4 ―拳客のエデン― (ジャンプコミックス)
- 内藤泰弘
- 集英社 / 2011年12月2日発売
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血界というか、あっち側の住人は、クラウスですら圧倒するほどに違うということですねぇ。
そして、それでも、感性や心は、少し同じところもある。
その相容れないところと、共感できてしまうところの葛藤が、このマンガの魅力かも。
2017年12月27日