日本人ってすごい!すばらしい!みたいなことを言いたい最近の風潮にはまる本なのかもしれない。ただ、書かれたモチベーションは少し異なっていて、欧米文化がどんどん入ってくる中で、当時の知識人はものすごく危機感を感じていたんだろうな、と実感する。
自国の歴史の中で役割を果たした自国の人々のことを私たちが知ることは、国が国であり続けられる重要な条件だと思う。2016現在、彼らの理想としていたような世界との結びつき、自国文化の伝承はできているだろうか。
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- 感想投稿日 : 2016年11月14日
- 読了日 : 2016年1月6日
- 本棚登録日 : 2016年1月6日
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