霊応ゲーム (ハヤカワ・ノヴェルズ)

  • 早川書房 (2000年2月1日発売)
4.10
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本棚登録 : 509
感想 : 86
4

ぼくにとってこの世で大切な人はきみだけなんだ。
きみに手出ししようとするやつはだれだって、
この僕が殺してやるからな


はじめは純粋だった友情関係がだんだん歪になっていく。
彼らが行っていた霊応ゲームの詳しい内容には触れられてないため、想像の余地があり真実と恐怖の想像を膨らませられる。
学校はいつだって小さな世界だけれど、それが全てになり得る。事件が起こるまでの導入部が長いと感じたが、十分に人物関係が描写されているため、その後の事件のあらましと人物の立ち回り方が分かりやすかった。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: 図書館で借りた本
感想投稿日 : 2016年10月8日
読了日 : 2016年10月8日
本棚登録日 : 2016年10月1日

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