永倉新八が主人公の小説と聞いて購入。
永倉が松前藩に帰参し、杉村姓を名乗った後のお話です。
函館戦争で戦死したという土方。その土方の首を見つけようと躍起になる新政府側(主に古高弥十郎)と永倉たちとで土方の首を巡って駆け引きや新八の首を狙う鈴木三樹三郎との攻防は見ていてとてもはらはらし、一気に読んでしまいました。
結末はえっ、そうなっちゃうの……?という感じでしたが、歴史的に考えるとああいう結末の方が良かったのかなと思ったり……。
永倉新八だけでなく新撰組と敵対していた鈴木三樹三郎やのちに妻となるよね、それから少しだけですが松前家老の下国東七郎も登場し、永倉新八ファンとしては彼の関係者が登場するだけでちょっとにやにやしてしまいました。
読書状況:読み終わった
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- 感想投稿日 : 2015年9月26日
- 読了日 : 2015年9月26日
- 本棚登録日 : 2015年7月22日
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